数年前に、社会人が教養のために高校の教科書や参考書等を読んでいるという話をニュースを見たことがあります。
最近その話を思い出して、高校の世界史・日本史の教科書を仕事の合間に読んでいます。

やっぱり少しわかりにくい構成だったり、舌足らずに見えるところはありますが、教科書というのは厳格な字数制限や内容制限があり、こうならざるを得ない面はあるそうです。
高校生が内容を理解できずに苦労していた裏で、教科書の著者も内容をうまくまとめる苦労していたんですね。
昔はこういう教科書を読むのが苦痛でしたが、いま読むと期末試験や大学受験のプレッシャーがないせいか、のんびりと読めるのはありがたいことです。

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弁護士　石原孝弘（富山県弁護士会所属）

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