自首と出頭

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 弁護士 石原孝弘(富山県弁護士会所属) 【対応分野】 男女の問題 不貞行為(不倫・浮気)、慰謝料請求、交際トラブル、その他 家族の問題 離婚・財産分与、親権・養育費、調停対応、その他 暮らしの問題 契約問題、借金問題、遺言・相続、民事事件一般(交渉・調停・訴訟対応) 刑事事件 逮捕・勾留、身柄解放、示談交渉、接見・面会、自首同行、その他

出来心で何らかの犯罪を行ってしまったものの、冷静になるとまずいことをやったと気づき、自ら警察に名乗り出るべきか相談したい。
こういう相談を、ときどき伺います。

警察に自ら名乗り出ることを、自首とか出頭といいます。
ここでいう自首と出頭は、厳密には別のものです。
自首は、捜査機関(警察・検察)に被疑者と特定されていない場合です。
出頭は、捜査機関に被疑者と特定されている場合です。
自ら名乗り出るという点では同じですが、ざっくり言うと、捜査機関が「この人が疑わしい」と目星をつけているかどうかで区別されるわけです。
自首も出頭も、刑が減刑される可能性があるものです。
では、特定されるまで待ったほうが、結局特定されずに逃げ切れる可能性があるから得じゃないか、と思うかもしれません。
しかし、そういう事情も考慮されるのでしょう。
自首したほうが、逮捕を免れたり、刑が減軽される確率が高いようです。

こういう相談を受けた弁護士が、自首や出頭を強要することはないでしょう。
しかし、現代の捜査機関の捜査能力は、おそらく一般の方が考えているよりもはるかに高いものです。
自首・出頭をするのか。
自首・出頭するとしたらどのタイミングか。
冷静な判断が必要になると思います。

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弁護士 石原孝弘(富山県弁護士会所属)

【対応分野】
男女の問題 不貞行為(不倫・浮気)、慰謝料請求、交際トラブル、その他
家族の問題 離婚・財産分与、親権・養育費、調停対応、その他
暮らしの問題 契約問題、借金問題、遺言・相続、民事事件一般(交渉・調停・訴訟対応)
刑事事件 逮捕・勾留、身柄解放、示談交渉、接見・面会、自首同行、その他