皆さんは、何かのトラブルの当事者になってしまい、相手方とどうにも話がまとまらずに訴訟で解決しようとおもったことはないでしょうか。
しかし、いざ訴訟ということになると、書面を色々提出する必要があったり、高額な費用が見込まれたりして、なかなか踏み出せないという話も少なくありません。
そんなときに有効かもしれない方法として、裁判所に調停を申し立てるという方法があります。
調停とは、調停委員という仲裁役を間に挟んで、相手方と顔を合わせずに、話し合いメインの解決を目指す手続きであり、訴訟に比べて柔軟な対応も可能で、費用も比較的低廉です。
離婚調停・養育費調停・婚姻費用調停というような言葉を聞いたことがある方も多いとおもいますが、調停で個人間の貸金の返済等を求めることもでき、家族間の問題だけが調停の対象というわけではありません。
私がご依頼を受けた事件の中にも、調停対応は何件もありました。
もちろん調停もメリットばかりではありませんが、荒立てない解決を目指すなら、調停は有力な選択肢のひとつになり得ると思います。
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弁護士 石原孝弘(富山県弁護士会所属)
【対応分野】
男女の問題 不貞行為(不倫・浮気)、慰謝料請求、交際トラブル、その他
家族の問題 離婚・財産分与、親権・養育費、調停対応、その他
暮らしの問題 契約問題、借金問題、遺言・相続、民事事件一般(交渉・調停・訴訟対応)
刑事事件 逮捕・勾留、身柄解放、示談交渉、接見・面会、自首同行、その他