弁護士が依頼を受ける場合には、通常は委任状という書面を作成して、その委任状の中で委任事項の範囲を明確にしています。
何かの事件の委任を受けた弁護士は、委任を受けた範囲でしか動けません。
例えば、弁護士に不貞行為の慰謝料請求をしたら、その弁護士に自分の遺言状を作成されていた、などということになったら大変ですよね。

委任状は、自分の代わりに誰かに仕事を頼むときに必要になったりしますが、これに基づいて誰かがやった行為の結果が自分の責任になるので、委任状の法的効果はなかなかに強力といえます。
不測の損害を被らないためにも、委任状に署名・押印する際には、委任状の内容を丁寧に確認してみてください。

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弁護士　石原孝弘（富山県弁護士会所属）

【対応分野】
男女の問題　不貞行為（不倫・浮気）、慰謝料請求、交際トラブル、その他
家族の問題　離婚・財産分与、親権・養育費、調停対応、その他
暮らしの問題　契約問題、借金問題、遺言・相続、民事事件一般（交渉・調停・訴訟対応）
刑事事件　逮捕・勾留、身柄解放、示談交渉、接見・面会、自首同行、その他